【世界遺産】 サンタポリナーレ・ヌオヴォ聖堂

2024年5月にBasilica di Sant’Apollinare Nuovo(サンタポリナーレ・ヌオヴォ聖堂)に行きましたので紹介いたします。
サンタポリナーレ・ヌオヴォ聖堂はイタリアのラヴェンナにある初期キリスト教の重要な聖堂で、6世紀初頭に東ゴート王国のテオドリック大王によって建てられました。ラヴェンナはかつて西ローマ帝国や東ゴート王国、東ローマ帝国の首都であり、多様な文化や宗教が交差する地でした。サンタポリナーレ・ヌオヴォ聖堂は1996年ラヴェンナの初期キリスト教建築群の一部として世界遺産に登録されました。
この旅行の記事一覧はこちらからご覧いただけます。イタリア・バチカン市国・サンマリノ(2024年5月1日~5月6日)

Basilica di Sant’Apollinare Nuovo(サンタポリナーレ・ヌオヴォ聖堂)

表の入口です。

見どころとして内部の壮麗なモザイク装飾が挙げられます。特に側廊に描かれた聖人や殉教者たちの行列、キリストの奇跡や受難の場面は、当時の宗教的信仰と芸術技法を示す貴重な資料です。モザイクは、ローマ的伝統とビザンチン美術の融合を体現しており、時代と宗派の変遷を反映しています。この聖堂は、ヨーロッパの宗教建築とモザイク芸術の発展を理解するうえで極めて重要な遺産です。
なお、モザイク画とは、小さな石・ガラス・陶器などの細かな破片を組み合わせて絵や模様を作る技法です。これらの破片を漆喰やモルタルの上に一つ一つ貼り付けていき宗教画や装飾模様、風景、人物などを表現します。

中庭がきれいです。

円筒形の鐘楼は11世紀に建てられたものです。本堂が6世紀建立ですから約500年後のものです。

アクセス

サンマリノのホテルを8:10 AMごろチェックアウト、車で向かい10:40 AM頃到着しました。85kmの行程です。

サンタポリナーレ・ヌオヴォ聖堂目の前の通りには路駐場所が無いのですが、下記地図付近の道路にパーキングチケットを購入の上、路駐できる場所がありました。このチケットを購入、ダッシュボード上の外から見える場所に置いて出かけました。2時間でEUR 1(2024年5月当時約 JPY 166)でした。

施設詳細

施設名Basilica di Sant’Apollinare Nuovo(サンタポリナーレ・ヌオヴォ聖堂)
住所Via di Roma, 53, 48121 Ravenna RA
電話+390544541688
営業時間毎日 9:00~18:30
公式ホームページhttp://www.ravennamosaici.it/

入場料EUR 10.50(2024年5月当時約 JPY 1,747)でした。

③サンタポリナーレ・ヌオヴォ聖堂で貰った周辺地図です。①Basilica di San Vitale、②Mausoleo di Galla Placidia、④Battistero Neoniano、⑤Museo e Capella Arcivescovileに入れる共通チケットのようですが、時間が無く③サンタポリナーレ・ヌオヴォ聖堂しか行けませんでした。

①Basilica di San Vitaleの場所

②Mausoleo di Galla Placidia

④Battistero Neoniano

⑤Museo e Capella Arcivescovile

おわりに

私の主観でのリピート評価4段階は以下の通りです。

★★★素晴らしい、リピート確定
こちら→★★☆また来たい
★☆☆普通
☆☆☆微妙
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