2023年12月23日から2024年1月2日までエミレーツ航空で行く長距離フライト(インド・チェンナイからドバイを経由して米国・ロサンゼルス)で往復しました。また短期間でしたがエアカナダでロサンゼルス~バンクーバー往復しましたのでフライト、機内食をご紹介いたします。
フライト選定
チェンナイ〜ロサンゼルス
チェンナイからロサンゼルスという非常に長い距離の移動において、最も優先したのは現地での安全確保です。ロサンゼルス空港周辺の治安状況を考慮し、「到着および出発を必ず日中の明るい時間帯にする」という基準で便を選定しました。かつ治安への配慮が必要な都市においては、夜間の移動はリスクを伴います。レンタカー手配や公共交通機関の利用、ホテルへのチェックインを明るい時間帯に済ませることで、不測の事態を避ける狙いがあります。あえてドバイ経由のエミレーツ航空を選択したのも、長時間のフライトによる疲労を最小限に抑えつつ、目的の時間帯にロサンゼルスへ滑り込むための合理的な判断でした。
ロサンゼルス〜バンクーバー
中距離路線となるロサンゼルスとバンクーバー間の移動についても、同様の基準を適用しています。北米の主要空港は市街地から離れていることも多く、夜間の空港周辺や公共交通機関の利用は慎重さが求められます。そのため、「バンクーバー発着がともに日中になること」を絶対条件として、エアカナダのフライトを組みました。またStar Allianceのマイルも貯めていることからエアカナダを選定しました。行きはロサンゼルス発が6:15 AMと早朝ですがレンタカーで空港に行けるため、バンクーバーになるべく早く到着することを優先しました。12月下旬という日没の早い時期だからこそ、明るいうちに移動を完了させることは、精神的な余裕にも繋がります。限られた滞在時間を有効に使うだけでなく、安全を最優先に考えた結果、このスケジュールが最適であると判断しました。
搭乗記(機材、機内食)
EK-543 (MAA→DXB) 2023年12月23日

以前のチェンナイ空港は飲食の選択肢が限られていましたが、新ターミナルの稼働や施設の刷新に伴い、2023年12月時点で既に待合ロビーの環境は大きく改善されました。現在は、南インド料理の「A2B」や「Nalaas Aappakadai」といった地元の人気店から、手軽に利用できるカフェ、軽食スタンドまで幅広く揃っています。以前と比較し搭乗までの時間を快適に過ごせる空間へと進化を遂げています。
| フライト | MAA(チェンナイ)3:30 AM発→DXB(ドバイ)6:20 AM着 |
| 機材 | B777-31H (ER) |
| 機体番号 | A6-ENA(機体年齢:搭乗時11年) |
| 履歴 | 2012年10月からエミレーツ航空一筋 |

当便はは乗客が多くB777のような大型機材でも満席になりました。

短時間のフライトでもしっかりした朝食が提供されます。
EK-215 (DXB→LAX) 2023年12月23日

DXBでは約2時間の接続でそれほど余裕もありません。
| フライト | DXB(ドバイ)8:30 AM発→LAX(ロサンゼルス)12:45 PM着 |
| 機材 | A380-842 |
| 機体番号 | A6-EVN(機体年齢:搭乗時3年) |
| 履歴 | 2020年12月からエミレーツ航空一筋 |

まるで建物のような巨体です。

A380はエコノミークラスでも広く感じ、長時間のフライトでも快適に過ごせます。

クリスマス前ですがDXBからLAXに行く乗客が少ないのか空いていて快適でした。

8:30 AM発ですのでまた朝食をいただきます。ボリューム満点で美味しい朝食でした。

室内灯の色の影響で分かりにくい写真になってしまいましたが、美味しい機内食でした。


約16時間の長時間フライトでしたので到着前にピザパンが提供されました。非常に美味しいものでした。

イミグレーションに進むエスカレーターです。このような所には大統領の写真が飾られている印象を持っていましたが、国旗しか掲げられていませんでした。
アメリカ入国のためのESTA申請
アメリカへの渡航(観光や短期商用)に不可欠なESTA(エスタ)について、2026年現在の最新情報を踏まえて解説します。
1. 導入の背景
ESTAは、2009年にアメリカ政府(国土安全保障省)によって導入された電子渡航認証システムです。
- 安全保障の強化(テロ対策): ビザ免除プログラムを利用して入国する渡航者の情報を事前に審査し、リスク(治安上の脅威や不法滞在の可能性)がある人物を未然に特定することが最大の目的です。
- 入国審査の効率化: 事前に審査を終えておくことで、到着時の入国審査にかかる時間を短縮し、空港の混雑緩和を図っています。
2. 申請時期
- 推奨タイミング: 渡航の72時間(3日前)までの申請が強く推奨されています。
- 注意点: 以前は即時承認されるケースも多かったですが、現在は審査に時間がかかることが増えています。搭乗直前に申請して認証が間に合わないと、飛行機への搭乗を拒否されるため、渡航が決まったら早めに済ませましょう。
3. 申請方法
現在は、公式サイトのほか、公式モバイルアプリでも申請が可能です。
申請窓口:
- ESTA公式サイト(esta.cbp.dhs.gov) (右上に言語選択ボタンがあり、日本語も選択できます)
- 公式アプリ「ESTA Mobile」
- 必要なもの:
- 有効なパスポート(顔写真ページのアップロードが必要)
- メールアドレス(認証コードの受取用)
- クレジットカードまたはPayPal(支払い用)
- 米国内の連絡先・滞在先情報
- 手順:
- 免責事項への同意
- パスポートのアップロードと申請者情報の入力
- メールアドレスの認証
- 適格性に関する質問(犯罪歴など)への回答
- 支払い(支払完了まで審査は始まりません)
4. 料金(2026年最新)
2025年の大幅改定と2026年の調整を経て、2026年5月現在は以下の料金となっています。
| 項目 | 料金 | 備考 |
| 合計料金 | 40.27ドル | 約6,000円〜(為替により変動) |
| 内訳 | 4.00ドル | 処理手数料(拒否されても返金不可) |
| 36.27ドル | 認証手数料(承認された場合のみ加算) |
偽サイト・代行サイトに注意
検索結果の上位に表示される「代行サイト」を利用すると、数千円〜1万円以上の追加手数料が発生します。公式のドメインは必ず .gov で終わります。合計金額が 40.27ドル を大きく上回る場合は、公式サイトではない可能性が高いので注意してください。申請内容(パスポート番号や氏名など)に誤りがあると、再度40.27ドルを支払ってやり直す必要があります。入力時は一文字ずつ丁寧に見直すことをおすすめします。
日本パスポート保持者の場合、ESTAの有効期限は通常2年間です。もしパスポートの有効期限が2年以内に切れる場合は、パスポートの満了日とともにESTAも無効になります。パスポートを更新した際は、古いパスポートに紐付いたESTAは使えないため、新しく申請し直す必要があります。
申請が通ると下記のような用紙がダウンロードできます。全5枚ものですが印刷しておいた方が良いと考えます。飛行機のチェックイン時に確認を求められる場合があります。

AC-551 (LAX→YVR) 2023年12月27日

早朝4時前にカウンターに来ましたが、まだ係員が来ていませんでした。
| フライト | LAX(ロサンゼルス)6:15 AM発→YVR(バンクーバー)9:17 AM着 |
| 機材 | A321-211 |
| 機体番号 | C-GIUB(機体年齢:搭乗時22年) |
| 履歴 | 2001年12月からエアカナダ一筋 |

満席で出発します。

搭乗当時で22年前の機材でしたが座席モニターを設置するなど、今どきの機材と遜色の無い内装となっていました。

機内では飲み物のみのサービスです。

バンンクーバー空港です。




カナダ西海岸のゲートウェー空港の立ち位置に相応しい、きれいな空港です。
カナダ入国のためのeTA申請
カナダへの渡航(観光や短期商用)に不可欠なeTAについて、2026年現在の最新情報を踏まえて解説します。
1.導入の背景
主な理由は、「入国審査の効率化」と「安全保障の強化」の2点です。
2016年11月10日: 猶予期間が終了し、対象国(日本を含む)の渡航者に対して完全義務化されました。
1.水際対策(安全性のチェック)
eTA導入以前、日本のようなビザ免除国の渡航者は、カナダの空港に到着するまで一切の審査を受けていませんでした。 そのため、もし入国拒否の対象となる人物(犯罪歴がある、不法就労の疑いがあるなど)が到着した場合、その場で送還手続きを行う必要があり、コストも手間もかかっていました。 eTAを導入することで、飛行機に乗る前にあらかじめリスクのある人物を特定し、搭乗をブロックできるようになったのです。
2.空港での混雑緩和
事前に渡航者の情報をデジタルで把握しておくことで、空港での入国審査をよりスムーズに進めることが可能になりました。これは、年々増加する外国人観光客への対応策でもあります。
3.アメリカとの足並みを揃える
アメリカが2008年にESTAを導入して以降、北米全体でのセキュリティ強化が課題となっていました。カナダも同様のシステムを導入することで、北米エリア全体の安全性を高める狙いがあったと言われています。
2.申請時期
多くの場合、数分以内にメールで通知されますが、念のため渡航の数日前には済ませておくのが安心です。
3.申請方法
1.準備するもの
申請を始める前に、手元に以下の3点を用意してください。
パスポート(有効期限が十分にあるもの)
クレジットカードまたはデビットカード(申請料7カナダドルの支払い用)
メールアドレス(承認通知を受け取るために必須)
2.申請手順
手続きはカナダ政府公式サイトから行います。
質問への回答: サイト上の「eTAを申請する」ボタンから進み、パスポートの種類や居住国、カナダへの渡航目的などの質問に回答します。
情報の入力: パスポート番号、氏名、生年月日、職業、住所、連絡先などを入力します。
背景質問: 過去の犯罪歴や健康状態に関する質問に「Yes/No」で答えます。
支払い: 入力内容を確認後、カード情報を入力して7カナダドルを支払います。
3.申請後
受領確認メール: 支払い完了後、すぐに「申請を受け付けた」旨のメールが届きます。
承認通知: 通常は数分〜数時間以内に「eTA approved」という件名のメールが届き、これで手続き完了です(※審査に時間がかかる場合は、追加書類の提出を求められることがあります)。
有効期限: 承認されたeTAは、最長5年間、またはパスポートの有効期限まで有効です。期間内であれば、何度でもカナダへの入国が可能です。
代行サイトに注意: 検索結果に出てくる民間の代行サイトでは、数千円〜1万円以上の高額な手数料を請求されることがあります。必ずURLが「.gc.ca」で終わる公式サイトを利用してください。
パスポートの紐付け: eTAはパスポート番号と電子的に紐付いているため、印刷して持参する必要はありませんが、承認メールの控えはスマホに保存しておくか、印刷して持っておくと安心です。

AC-556 (YVR→LAX) 2023年12月29日

バンクーバー空港に戻ってきました。


センスの感じられる、カナダの玄関口に相応しい内装です。


カナダ最大のファーストフードチェーンであるTim Hortonsでコーヒー、スープの飲み納めをします。カナダにしか店舗が無い方がプレミアム感を感じることができて良いのですが、最近ではインドやパキスタンにも進出しています。
| フライト | YVR(バンクーバー)13:10 PM発→LAX(ロサンゼルス)16:08 PM着 |
| 機材 | B737 MAX8 |
| 機体番号 | C-GEHY(機体年齢:搭乗時4年) |
| 履歴 | 2019年2月からエアカナダ一筋 |

当フライトも満席でした。

カナダらしく、ジンジャーエールを美味しくいただきます。
EK-216 (LAX→DXB) 2023年12月31日

ロサンゼルス空港に戻ってきました。

出発の時間、好物のPanda Expressを空港内でいただきます。

美味しそうなおかずが並んでいます。

最高に美味しくいただきました。

搭乗ゲートです。
| フライト | LAX(ロサンゼルス)15:35 PM発→DXB(ドバイ)19:30 PM着 |
| 機材 | A380-842 |
| 機体番号 | A6-EVS(機体年齢:搭乗時2年) |
| 履歴 | 2021年12月からエミレーツ一筋 |


この日のフライトも空いており、長時間フライトでも快適に過ごすことができました。大晦日発、年越しフライトです。

ロサンゼルスを見納めします。

この写真も室内灯の色の影響で分かりにくい写真になってしまいましたが、美味しい機内食でした。

朝食も美味しくいただきました。長時間フライトなので朝食なのか何食なのか、よくわかりませんでした。
EK-542 (DXB→MAA) 2024年1月1日

乗換はわずか1時間半でしたので、空港をゆっくり見る暇はありませんでした。急いで乗り継ぎます。
| フライト | DXB(ドバイ)21:00 PM発→MAA(チェンナイ) 2:15 AM着 |
| 機材 | B777-31H (ER) |
| 機体番号 | A6-ENF(機体年齢:搭乗時10年) |
| 履歴 | 2013年1月からエミレーツ一筋 |

チェンナイまでB777でラストスパートです。

こちらの機内食も非常に美味しくいただきました。
おわりに
私の主観でのリピート評価4段階は以下の通りです。
この旅行の記事一覧はこちらからご覧いただけます。アメリカ・カナダ・メキシコ(2023年12月23日~2024年1月2日)
| ★★★ | 素晴らしい、リピート確定 | |
| こちら→ | ★★☆ | また来たい |
| ★☆☆ | 普通 | |
| ☆☆☆ | 微妙 |
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