Gateway Hotels & Resortsはインド最大のホテル等を経営するIndian Hotels Company Limited(IHCL)により運営されています。インド各地で見かける高級ホテルのTaj HotelsもIHCLの1ブランドです。Tajは高級路線のブランドですが、Gateway Hotels & Resortsはよりカジュアルなブランドです。地方都市での文化的要素や地域性を取り入れたホテル体験の提供がこのブランドのホテルで、当ホテルもマドゥライ郊外の自然と緑豊かな環境に囲まれ、敷地内は野生の孔雀が歩いているという、当ブランドのコンセプトに合致しているホテルだと感じさせられます。
この旅行の記事一覧はこちらからご覧いただけます。インド Madurai(2024年4月27日~4月28日)
Gateway Madurai

受付の入ったメインビルティングです。建物に書かれている通り1890年にできた建物で元々英国人繊維商人の邸宅でしたと、受付の人が語ってました。

受付入口で野生の孔雀がお出迎えしてくれます。

受付内部です。
ホテル選定
以前、Google mapで妄想旅行をしていた際に気になっており、いつか訪問したいと思っていました。敷地内に野生の孔雀がいて、口コミ投稿者も孔雀の写真を投稿しています。緑に囲まれた環境でMaduraiに行ったらこのホテル一択と考えていました。
キャンセル無料
何が起こって旅行をキャンセルするかわかりませんので、キャンセル無料を条件にします。たいていキャンセル無料を条件にすると高くなるのですが、全額返金されないのは怖いのでキャンセル無料を選択します。
朝食付き
朝食付を条件にします。ホテル近隣で朝食を摂れる店が朝から営業しているか分かりません。またホテル内で朝食を摂り、トイレや歯磨きを全て完結できると結果的に時間も有効的に使えると考えます。また朝食バイキングを楽しみたいので(たまにハズれますが)Google Mapに投稿された写真でバイキングかを確認します。
アクセス

Madurai市内のレストラン、クマールメスからオートリキシャで来ました。
オートリキシャは2024年4月当時INR 30/kmが交渉の目安と聞いてましたので、クマールメスから9km、270ルピーを目標に交渉、結果はいくらで行けたか失念しました。外国人であることと、急ぎ度合いによりこちらも妥協します。実際には普段からその1.5倍までは許容しています。
クマールメスでの食事はこちらの記事でご紹介いたします。
なお、ホテルの敷地内へはオートリキシャは入れないとのこと、下記地図の場所のホテル敷地の丘のふもとのメインゲートで止められます。メインゲートにいるセキュリティが無線で丘の上にいる送迎車を呼び、その車でホテル受付まで行くシステムです。
チェックアウト後も同様にここまでホテルの車で送ってもらいます。鉄道駅まで有料で送ろうか?と聞かれますがオートリキシャより遥かに高い金額ですのでオートリキシャに乗っていくと伝えお断りしました。
施設詳細
当ホテルは2024年4月27日から1泊朝食付きでINR 10,620(2024年4月現在JPY 20,163)でした。
インド国内からMake my tripのサイトより予約しました。
名称 | Gateway Madurai |
住所 | No. 40, Tirupparankunram Rd, Pasumalai, Madurai, Tamil Nadu 625004 |
電話 | +914527133000 |
公式ホームページ | https://www.gateway-hotels.com/en-in/hotels/gateway-madurai?utm_source=google&utm_medium=organic&utm_campaign=Gateway-Madurai |
施設、客室
客室

客室は複数の建物に分かれており、部屋まで敷地内を歩いていきます。

贅沢な広い室内です。

パソコンを広げるにも十分な設備です。

カーテンを開けると緑が広がります。窓の外にも孔雀が一度だけ来てくれました。

洗面台です。

バスローブもあります。
ドライヤー | 有り |
スリッパ | 無し |
敷地内の孔雀






野生の孔雀になかなか出会えないかと覚悟していましたが、敷地内を散歩していると夕方までは見かけます。日没近くなるといなくなってしまいます。
夕暮れのホテル

夕暮れ時の受付棟です。非日常を味わえる環境です。


部屋に向かう道も夕暮れは昼間とは違う雰囲気を醸し出します。
宿泊した部屋の屋上です。


小高い丘の上にホテルがありますので下界の景色が良く見えます。
日没後はこのような夜景が見れます。
夕食

レストラン棟です。

レストラン前からはこのような展望が楽しめます。4月は年間を通して最も暑い時期でありエアコンの聞いた室内で食事をしてしまいましたが、涼しい年末の時期は外での食事も楽しいこと間違いありません。


レストラン内部です。高級感あふれる内装です。


バイキング形式のディナーです。


左はインド式カット野菜サラダです。右のような普通のサラダもあります。

デザートの種類多めです。


全種制覇を目指す為に少量多品種で参ります。


ここでの驚くべきは、チキンがジューシーであったことです。インドではジューシーなチキンに出会うことは少なく、日本ではジューシーなはずのドラム(脚の部分)であってもインドではパサパサで硬い事が多いのです。ビリヤニも複雑なスパイスで美味しいです。


チキンは何度でもいけます。


ナンはしっとり、もっちりで美味しいです。


デザートが混じり始めましたので終盤です。


フルーツを食べて〆ます。満腹で身体を真っ直ぐにできなくなりました。猫背で部屋まで戻ります。
ディナーバイキングはINR 2,124(2024年4月当時約 JPY 4,033)です。少々お高いものの、この雰囲気と景色、味、全て納得でした。またこの敷地から外へ出るにはホテルのシャトル車でメインゲートまで送ってもらわなければ出られず、更に敷地の外も徒歩圏内では行けるレストランも限られます。ここで夕食をいただくのがおすすめだと考えます。
朝食


朝の敷地です。レストラン棟に向います。


レストラン棟とレストラン前からの展望です。


朝食会場です。


朝食もバイキング形式です。パン類も充実しています。


ジュースバーとコーヒー・ティーです。

バーダ(Vada、レンズ豆等の豆類やスパイス等を練って揚げたもの)とチャットニー(ソース)です。南インド朝食の定番です。

手前のお粥のようなものはポンガル(Pongual)です。店によって味も違えば、米の形の残り方も違います。この少し米の形が残ったポンガルが好きです。

南インド朝食定番のドーサです。マサラドーサであれば中にマサラ味のポテトが入っています。この頃、生の刻み玉ねぎを入れるオニオンドーサにはまっていました。生玉ねぎが薬味となり美味しさを引き立てます。チャットニーというソースを付けて食べます。

プーリーです。全粒粉を平べったくしてから揚げたものです。デリーなど北インドでは屋台でも見かけますが、タミルナドゥ州ではプーリー屋台は北インドよりは少ないと感じます。しかしホテルの朝食は定番で必ずと言う程出てきます。じゃがいもの入ったカレー(Poori Bhaji)との組み合わせが定番で、日本のカレーパンに思いを馳せながら食べています。


少量多品種で数多くの種類を食べる作戦に加えて、一度に取る量を減らして何度も取りに行く事で少しでもカロリー消費してお腹を空かせる作戦です。フルーツで〆ます。
おわりに
私の主観でのリピート評価4段階は以下の通りです。環境、部屋の快適さ、食事、孔雀、どれをとっても最高でした。ぜひ再訪したい場所になりました。
こちら→ | ★★★ | 素晴らしい、リピート確定 |
★★☆ | また来たい | |
★☆☆ | 普通 | |
☆☆☆ | 微妙 |
