インド最南端カニャクマリの街歩き

2024年6月にインド人も一生に一度は行きたいと言うインド最南端の街、カニャクマリ(Kanniyakumari)へ行きました。見どころの少ない田舎の海辺の街ですが、懐かしいような昭和の雰囲気を残した落ち着く街です。各地見どころに時間を記載しましたが小さな街ですので、どこにも入場しないで散歩したら1時間半もかからずに歩き終えました。
当地で宿泊したホテルは別の記事でご紹介いたします。

カニャクマリ街歩き

Tamil Nadu Tourism(タミル・ナードゥ州観光開発公社)のサイトにはカニャクマリについて以下の説明がありました。

カニャクマリはインド本土の最南端です。アラビア海、ベンガル湾、インド洋という3つの海が集まっています。このような地理的に恵まれた観光地は珍しく毎年インドで最も多くの人が訪れる場所のひとつとなっています。
この地名は、クリシュナ神の妹とされるヒンドゥー教の女神デヴィ・カニャクマリに由来します。オランダ東インド会社がポルトガル領セイロンをポルトガル領東インドから征服したとき、カニャクマリという名前はコモリンと短縮されました。やがてイギリス統治時代になると、この地はコモリン岬と呼ばれるようになりました。その後インド政府がカニャクマリと改名しました。
沿岸地域であるカンニヤクマリには、休暇を過ごすのに最適な素晴らしいビーチがあり、さまざまな寺院、教会、滝があります。また、満月の日に夕日と月の出が同時に見られるインドで唯一のスポットであります。チトラ・プールナミ(Chithra Pournami、4~5月の満月の日でチトラグプタ神が降誕した日)の日には、太陽と月が同じ地平線で向かい合って見えるので、さらに壮観です この地域の2つの人気の見どころは、ヴィヴェーカナンダ・ロック・メモリアルとティルヴァルヴァル像で、海に並んで位置しています。
(出典: Tamil Nadu Tourism

海岸

17:45
ホテルから海沿いを東に歩いていきます。

17:49
この付近の海をラッカディブ海と呼びます。

View Tower

18:02
眺めが良さそうですが入場料を取るとの事で行きませんでした。Google Mapの書き込みを見ているとINR 20以下のようで高くはありません。

施設名View Tower
住所Beach Rd, Kanniyakumari, Tamil Nadu 629702
電話+914425333444
営業時間5:30~18:30

ガンジー・マンダパム

18:09
Tamil Nadu Tourism(タミル・ナードゥ州観光開発公社)のサイトにはるガンディー記念館について以下の説明がありました。

カニャクマリの賑やかな観光スポットからほど近い海岸沿いに位置するガンディー記念館は、海を背景にした静かな環境にあります。マハトマ・ガンディーは自由のメッセージを伝え、独立運動に参加するよう人々を鼓舞して全国を旅していた時期にカニャクマリを2度訪れています。1948年の死後、ガンディーの遺灰は12種類の骨壷に納められ、インド各地に運ばれて埋葬されました。その骨壷のひとつがカニャクマリに運ばれ、この建物はその骨壷が保管されていた場所に建てられています。
建物の中心部分はピンク色のポルチコで、高さ79フィート(約8メートル)あり、ガンディーが亡くなった時の年齢を表しています。建物はオリッサ州の建築様式からインスピレーションを得ています。建物の天井には開口部があり、毎年10月2日の生誕記念日には骨壷が保管されていた場所に太陽の光が降り注ぐように造られています。
(出典: Tamil Nadu Tourism

施設名Mahatma Gandhi Mandapam
住所3GHX+FXW, NH 44, Kanniyakumari, Tamil Nadu 629702
電話+91 1800 4253 1111
営業時間7:00~19:00

入場料がかかるようですがGoogle Mapの書き込みでは5ルピー程度と安いようです。中には入りませんでした。

Thiruvalluvar Statue

18:12
アラビア海、ベンガル湾、インド洋が全て交わる場所からThiruvalluvar Statueが見えるので行ってみます。屋台の商店街を抜けて行きます。

18:14
無料で飲める水飲み場があります。

18:17
Thiruvalluvar Statueを見れるところに来ました。Tamil Nadu Tourism(タミル・ナードゥ州観光開発公社)のサイトにはティルヴァルヴァル像について以下の説明がありました。

遠くからでも見えるティルヴァルヴァル像の威容は圧巻で、紺碧の空と燦然と輝く海を背景に41メートルの高さでそびえ立ちます。カニャクマリのヴィヴェーカナンダ・ロック記念碑のすぐ隣の岩の上にあるティルヴァルヴァル像は、インドの彫刻家V.ガナパティ・スタパティによって制作され、2000年1月1日に当時のタミル・ナードゥ州首相M.カルナニディによってタミル・ナードゥ州の人々に奉納されました。
ティルヴァルヴァルは著名なタミル語の詩人・学者であり、倫理、政治、経済、恋愛などをテーマにした連句集「ティルックラール」の作者として知られています。ティルククラールはタミル文学の最高傑作のひとつとされています。像と台座を合わせた高さは133フィート(41メートル)、これはティルーククラルの133章を表している。ティルヴァルヴァルの彫刻は29メートル(95フィート)あり、12メートル(38フィート)の台座の上に立っています。第2章と第3章はそれぞれ富と愛であり、像自体がそれを表しています。像の総重量は7000トン。像の内部は空洞になっていますが、観光客は像の足元までしか登ることができません。
ヴィヴェーカーナンダ・ロック・記念碑とともに、この像は毎年何百万人もの観光客を引きつけておりタミル・ナードゥ州への旅行で必ず訪れるべきスポットのひとつであります。
(出典: Tamil Nadu Tourism

Sri Kanniyakumari Amman Temple

18:34
Sri Kanniyakumari Amman Templeの参道です。

Sri Kanniyakumari Amman Templeの入口です。中には入りませんでしたが、デヴィー・カンヤー・クマーリー(ヒンドゥー教の女神マハーデーヴィーが思春期の少女の姿で現れたもの)の寺です。

施設名Sri Kanniyakumari Amman Temple
住所3HH2+P9H, Temple Rd, Kanniyakumari, Tamil Nadu 629702
電話+91 4652 246 223
営業時間毎日 4:30 am–12:30 pm と 4:00 pm–8:00 pm

Sri Kanniyakumari Amman Temple北側の街並み

18:35
Sri Kanniyakumari Amman Temple北側の道路です。夕暮れ時と相まって懐かしい気持ちにさせられる景色です。

付近の景色です。

Beach Road沿いのフードコート

18:54
海沿いのBeach Road沿いにフードコートがあります。

中にはI Love Kannyakumariの看板もありますので記念撮影できます。敷地内にタミル語版もあります。Google Mapではフードコートが探せないのですが、位置は下記に近い所でBeach Road沿いになります。

おわりに

私の主観でのリピート評価4段階は以下の通りです。
この後の夕食は別の記事でご紹介いたします。

★★★素晴らしい、リピート確定
こちら→★★☆また来たい
★☆☆普通
☆☆☆微妙
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