2025年1月2日にロンドン市内の世界遺産であるキューガーデンズとウェストミンスター寺院に行きました。
1987年にウェストミンスター宮殿、聖マーガレット教会とともに世界遺産(文化遺産)に登録されています。
キューガーデンズは別の記事でご紹介いたします。
また前日のロンドン市内観光も別の記事でご紹介いたします。
ウェストミンスター寺院(Westminster Abbey)

ウェストミンスター寺院を前面から見ます。建物中央のドアは出口となっており、入口は建物左側です。
エドワード懺悔王(Edward the Confessor)により1065年に建てられました。その後1245年、ヘンリー3世がフランスの建築家を招き改装を始め、14世紀末までにおおよそ完成したものです。

寺院内の写真を帰宅後、ネットで何の写真なのかを引き当ててみました。以下、当たっていないかもしれませんが、こちらはNave(身廊)です。参拝者の為の椅子が並んでいる所ということです。

Nave(身廊)の近くです。

こちらはQuire(聖歌隊席)です。聖歌隊のメンバーは礼拝の間ここで着席したり起立したり跪いたりすることになります。

こちらがSacrarium(主祭壇)です。名前の通り祭祀の儀式を行なう壇です。

ステンドグラスも美しいです。公式サイトにはステンドグラスの解説がありますが、説明と現物の引き当ては容易ではありません。

Henry Viii’s Lady Chapel(ヘンリ7世聖母礼拝堂)です。エリザベス1世、メアリー1世、スコットランドのメアリー女王、そして「Princes in the Tower」と呼ばれたエドワード5世とヨーク公リチャードの遺骨と思われるものなど、15人の王と女王が埋葬されています。

聖マーガレット教会 (The Anglican church of St Margaret, Westminster)が隣接して建っています。こちらもウェストミンスター寺院と同じ世界遺産にセットで登録されています。

ウェストミンスター宮殿(Palace of Westminster)も隣接して建っています。こちらもウェストミンスター寺院と同じ世界遺産にセットで登録されています。英国議会が議事堂として使用しており、併設されている時計塔(ビッグ・ベン)も有名です。ビッグベンの鐘の音はウェストミンスターの鐘と言われ、学校のチャイムのメロディです。何故このメロディが日本の学校のチャイムとして広がったのかは興味があります。
大田区の大森第四中学校のホームページには下記の記載があります。
本校は、昭和31年に全国で初めて始業と終業を知らせるチャイムを取り入れました。
それまでのカネを鳴らしながら廊下を歩いて回る方法から、時計と連動して設定した時間になるとウエストミンスターの鐘の音を模したあの聞きなれたチャイムが流れる方法の発祥の地が本校なのです。
現在も、本校には当時の装置が残っています。(今は使用はしていませんが、手動でチャイムの音を聞くことができます。)(出典:大森第四中学校ホームページ)
入場券
ウェストミンスター寺院は入場券をあらかじめ購入していないと長蛇の列に並ぶことになるという記事を多数見ていたので、予めインターネット経由で購入しました。
・公式ホームページから入り、右上の「Book ticket」を押下します。
・別ウインドウでChoose your visitという画面が開きます。通常の入場券か、ツアーを選択できます。私は通常の入場券を欲しかったのでGeneral admission Westminster Abbeyの「Choose」を押下します。
・次画面でカレンダーが表示されますので訪問日を選択します。するとその日の営業時間が表示されますので、「Coose your visit time」を押下します。
・次画面で時間帯を選択します。選択した時間が表示されますので、正しければ「Accept」を押下します。
・次画面で人数を入力します。下にあるチェックボックスは寄付をするか?なので寄付をする気が無ければ、「Add to backet」を押下します。
・そして「Continue」を押下。Queen’s Diamond Jubilee Galleriesを見たければ追加チケットを購入できる画面が出ますが、不要であれば「Continue」を押下します。
・次にMedieval Monastery Tourを見たければ追加チケットを購入できる画面が出ますが、不要であれば「Continue」を押下します。
・更に土産の本や書籍を購入したいか、追加購入できる画面が出ますが、不要であれば「Continue」を押下します。
・更にキーホルダー等の土産物購入したいか、追加購入できる画面が出ますが、不要であれば「Continue」を押下します。
・ようやく、自分の名前、住所を入力する画面になり、必要事項を入力します。最下部のI agree the terms and conditions欄にチェックを入れ、「Pay now」を押下します。
・次画面でクレジットカードVisaかMasterかAmexかMaestroかを選択、次画面でカード情報を入力し購入できます。
購入したチケットは印刷して持参しました。
アクセス

午前中にキューガーデンを見学してました。11時過ぎに出発、地下鉄Kew gardens駅まで約500m、8分歩きます。駅前にはおしゃれなカフェやベーカリーショップ等があり、行った事はありませんが日本の田園調布駅前もこんな感じなのでしょうか、と想像しながら駅に入ります。購入してあるOyster cardで乗車します。

District LineのUpminster行きに13駅、29分乗車、St. James’s Park駅で下車します。ここからウエストミンスター寺院は約320m、5分程です。

12:20 PM頃、ウェストミンスター寺院前に到着しました。寺院を前面から見て入口は建物左側です。この写真のように右側にウェストミンスター寺院、正面に聖マーガレット教会を見ながら歩いていくと入口があります。ここで行列があれば入場券をあらかじめ購入していない人の列です。購入済みであれば入場待機時間が短くて済みます。私はほぼ待機時間無しで入れました。
公式HP、連絡先
入場券事前購入も下記のホームページから行いました。
施設名 | Westminster Abbey |
住所 | Dean’s Yard, London SW1P 3PA |
電話 | +442072225152 |
公式ホームページ | https://www.westminster-abbey.org/ |
おわりに
教会と言えばチャーチと思い込んでいたのですが、Abbeyとの違いは何かと調べてみると、「church」は礼拝所、「chapel」は小さな礼拝堂、「cathedral」は大聖堂、「basilica」は特別な建築様式の教会、「abbey」は修道院を意味するのだそうです。今後は名称と建物に関心を持って見学しようと思ったのでした。
この日は前日の詰め込み観光で疲れてしまい、早めに宿に戻り休憩することにしました。明日はストーンヘンジとバースに行くツアーを申し込んでいますので体調を整えます。以下の記事でご紹介いたします。
【世界遺産】ストーンヘンジをツアーで見に行く
【世界遺産】バースをツアーで見に行く
ウェストミンスター寺院を私の主観での4段階リピート評価をしますと下記の通りです。
★★★ | 素晴らしい、リピート確定 | |
こちら→ | ★★☆ | また来たい |
★☆☆ | 普通 | |
☆☆☆ | 微妙 |