インド・マドゥライの有名レストラン、クマールメスでミールスを食べる

2024年4月にチェンナイから列車でMaduraiに来ました。目的は有名ノンベジ・レストラン、クマールメスで食べる事と、敷地内に孔雀がいるホテルでのんびり平日の仕事を片付ける事です。

チェンナイにいますとよく「チェティナド料理」と言う言葉を耳にし、チェティナド・レストランをよく見かけます。スパイシーであることはよく知られています。チェティナド地方(タミルナドゥ州南部)の人々は18~20世紀に東南アジアと貿易を行っていました。Chettiar(チェティアール)という言葉はカーストの銀行家を表し、それなりの位であったようです。彼らは塩とスパイスの貿易を行い、それが料理にも反映されています。スパイスを贅沢に使うことでスパイシーになりますが、スパイシーなだけではない複雑な風味を生み出しています。チェティナード地方は交易で金持ちになった人々の19世紀の贅沢な邸宅も有名で建物の資材、タイル、調度品を世界各国から輸入して作られています。チェティナドの中心はカライクディという町で、そこへの訪問と食事はまた別の記事でご紹介させていただきます。

なお、Maduraiでクマールメスは有名なので真似する輩が多数いるのか、Google Mapで検索すると市内の至る所にクマールメスが表示されます。どれが本物なのか分からず、インド人に頼んで一度連れてきてもらいましたので、ここで紹介するレストランは本物(のはず)です。

この旅行の記事一覧はこちらからご覧いただけます。インド Madurai(2024年4月27日~4月28日)

Meenakshi Amman Temple

Maduraiと言えば、と言う程有名な寺院、ミーナクシ・アンマン・テンプルに寄ってみます。Madurai Junction駅からオートリキシャで移動します。

ミーナクシとは魚の目を持った女神でマドゥライの守護神として信者を見守っています。その配偶者のシヴァの化身、スンダレシュワラールと共にこの寺院の神とされています。

近寄ってみると美しい塔です。なお、当寺院は内部はカメラ持ち込み禁止、またヒンズー教信者以外立ち入り禁止の場所もあり、中に入るほどでないと考えたのとクマールメスが混む前に行きたいと言う気持ちですぐに寺院を後にします。

Kumar Mess

ミーナクシ・アンマン・テンプルからオートリキシャで急いでやって来ました。美味しいチェティナドレストラン、クマールメスの入口です。

12時前に到着してしまい、店内はまだガラガラでした。インド人の昼食は13時からが普通ですので12時に行くと食事が用意できていない店もよくあります。当店は12時からでも食事を提供してくれました。

13時近くなると店内は満席になってきました。さすが人気店です、13時に来店したのでは混んでいて入店できません。

アクセス

オートリキシャは2024年4月当時INR 30/kmが交渉の目安と聞いてましたので、ミーナクシ・アンマン・テンプルから2.4 km、km単位に繰り上げて3km、でも90ルピーでは無理だろうなと思いINR 100から交渉、結果はいくらで行けたか失念しました。外国人であることと、急ぎ度合いによりこちらも妥協します。実際には普段からその1.5倍までは許容しています。

店舗詳細

名称Kumar Mess
住所57, Alagar Kovil Main Rd, Mellur, Tallakulam, Madurai, Tamil Nadu 625002
電話+919965944576
公式ホームページhttps://www.maduraikumarmess.com/
営業時間毎日 11時30分~16時30分、18時30分~23時00分

食事

南インドの昼食定番のミールスです。どこの店でも食べ放題です。インド料理は手でいただくと不思議と本当に美味しくなります。

ご飯にかけるグレービーです。こちらもかけ放題です。

マトングレービーです。こちらは単品で注文、食べ放題ではありません。

Mutton Kola Urundaiという団子です。こちらも単品で注文、食べ放題ではありません。

おわりに

私の主観でのリピート評価4段階は以下の通りです。

こちら→★★★素晴らしい、リピート確定
★★☆また来たい
★☆☆普通
☆☆☆微妙

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