インド・ハイデラバードの名所、チャールミナールを見に行く

2024年2月10日にインド・ハイデラバードの名所、チャーミナーを見に行きましたのでご紹介いたします。
この旅行の記事一覧はこちらからご覧いただけます。インド Hyderabad(2024年2月10日~2月11日)

オスマニアビスケットの店、CAFE NILOUFER

ハイデラバードに来た最大の理由がこの店のオスマニアビスケットです。別の記事でご紹介いたします。

ハイデラバードの象徴、チャールミナール(Charminar)

CAFE NILOUFERからオートリキシャでチャールミナール付近まで来ました。約6km、20分です。少し手前でおろされ、あとは自力で歩けと言われたのですが、それが逆に良くて活気あるマーケットやモスクを見ながら歩けました。チャールミナールへと続く道の両側に広がるバザールは歩くだけでスパイスの香りが漂ってきます。色鮮やかな布地、香り高いスパイス、キラキラと光るアクセサリーが並び、歩くだけでワクワクします。歴史あるモスクの姿と生活感あふれる市場の風景が一体となった空間は、まさにハイデラバードの魅力そのものです。なお、ハイデラバードは「真珠の街」とも呼ばれています。このチャールミナール周辺でも真珠のアクセサリーが売られていて、興味が有る人には旅のお土産にぴったりです。

チャールミナール付近の道路中央に立つジャーミア・マスジド・カーデル・ヤール・カーン(Jamia Masjid Khader Yar Khan)は喧騒の中にありながら信仰の場として地域の人々に親しまれているモスクです。建物はグリーンを基調とした端正な姿です。旧市街の生活と宗教が密接に結びついていることを象徴する存在です。

チャールミナールの周辺にはいくつかの大きな門が残っています。これらは単なる出入り口ではなく、歴史的に重要な意味を持っていました。
1.城門としての役割
 チャールミナールは旧市街の中心に建てられ、その周囲を取り囲むように城壁や門が配置されていました。外敵の侵入を防ぐ軍事的役割があったのです。
2.都市区画の境界
 門は「旧市街の境界」や「交易エリアの入口」として機能していました。門をくぐると市場やモスク、宮殿へとつながり、都市の秩序を守る仕組みだったと考えられています。
3.象徴的・宗教的意味
 イスラム都市では門は「守護」と「繁栄」の象徴でもありました。門をくぐることは、単なる移動だけでなく「都市の聖域に入る」ことを意味していたとも言われています。

インド南部の都市ハイデラバードを代表する建造物といえばチャールミナール(Charminar)、来ました。写真は少し逆光美味です。

反対側に回ると四本の塔が青空に映えて壮観でした。順光ですが、この時は足場が組まれてしまっていました。
1591年にゴールコンダ王国の王、ムハンマド・クリ・クトゥブ・シャーによって建てられたこのモニュメントは、街の中心でひときわ存在感を放っています。建設のきっかけは、当時この地域で猛威をふるっていたペストが収束するよう祈りを込めたもので、「チャールミナール」という名前は「四つの塔」を意味します。その名の通り、高さ約56メートルの四本の塔が四隅にそびえ立ち、訪れる人を圧倒する美しさです。そのような背景があったのなら、コロナの時にも来ておけば良かったと思ったのでした。
当時のハイデラバードはイスラム王朝の都で、支配層や市民の多くがイスラム教徒だったため、モスクや宮殿などイスラム建築が街の景観を形作っていました。チャールミナールもモスクとしての役割を持ちながら、実は市場の中心に建てられていて、人々が祈りを捧げ、また取引や交流を楽しむ場でもありました。

施設名チャールミナール(Charminar)
住所Charminar Rd, Char Kaman, Ghansi Bazaar, Hyderabad, Telangana 500002
電話+914066745986

夕食にCassia-ALL DAY DINING

夕食は宿泊したホテルの隣のホテルでバイキングを楽しみました。別の記事でご紹介いたします。

おわりに

私の主観でのリピート評価4段階は以下の通りです。

★★★素晴らしい、リピート確定
こちら→★★☆また来たい
★☆☆普通
☆☆☆微妙
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