【世界遺産】 徒歩で回れるマラッカ市街地観光 モデルコース

2023年11月12日にホテルから歩いて世界遺産の街を歩きます。時が止まった古都、マラッカ。東西文化が交差する世界遺産の街です。マラッカの波乱万丈な歴史は、1400年頃にジャワ島から逃れてきた王子パラメスワラが「マラッカ王国」を建国したことから始まります。
この街の最大の特徴は、「東西航路の要所」であったこと。その地理的価値ゆえに、大航海時代以降、次々とヨーロッパ列強の支配を受けることになります。

15世紀: マラッカ王国として繁栄。中継貿易の拠点となる。

1511年〜: ポルトガルが占領。フランシスコ・ザビエルも布教に訪れる。

1641年〜: オランダがポルトガルを追い出し、支配権を握る。

1824年〜: イギリスの植民地(海峡植民地)となる。

1957年: マレーシア独立宣言。

ひとつの街に、マレー、中国、ポルトガル、オランダ、イギリスの影が色濃く残っているのは、こうした複雑な背景があるからなのです。マラッカの魅力は、単に「古い建物がある」ことではありません。ヨーロッパの堅牢な石造りの建物の隣に、極彩色の中国寺院があり、そこからモスクの礼拝の呼びかけ(アザーン)が聞こえてくる。そんな文化のパズルが不思議な調和を保っている姿こそが、マラッカの真髄です。
各見どころのおおよその到着時間を記載しておりますので、街歩きされる場合の参考にされてください。

マラッカ市街地 徒歩観光
  • 12:00 PM
    ホテル出発
  • 12:06 PM
    Royal Malaysian Navy Museum(マレーシア海軍博物館)
  • 12:15 PM
    Taman Bunga Merdeka
  • 12:22 PM
    A Famosa(ファモサ要塞跡)
  • 12:30 PM
    St. Paul’s Church(セントポール教会)
  • 12:50 PM
    Windmill Dutch Square Melaka(オランダ広場)
  • 13:10 PM
    林記(食堂)
  • 13:26 PM
    Jonker Street(Jalan Hang Jebat)
  • 13:20 PM
    娘惹糕(Kuih Nyonya)
  • 13:49 PM
    Cheng Hoon Teng(青雲亭仏教寺院)
  • 14:30 PM
    ホテル戻り

マラッカ市街地徒歩観光

12:00 PMにチェックアウトしてホテルを出発します。11月とは言え、歩くと非常に暑いです。

Royal Malaysian Navy Museum(マレーシア海軍博物館)

12:06 PM
Royal Malaysian Navy Museum(マレーシア海軍博物館)の外に展示されている船を見るだけで通り過ぎます。

施設名Royal Malaysian Navy Museum
住所Muzium Tldm, Jln Merdeka, Banda Hilir, 75000 Malacca
電話+6062830926

Taman Bunga Merdeka

12:15 PM
古い機関車と客車が置かれている公園に来ました。1998年に来た時に機関車に製造銘板が付いているのを確認しています。1965年日本の汽車製造会社製です。なお、汽車製造株式会社は1972年に川崎重工業に吸収合併され無くなりました。

1998年2月28日に来た時の写真です。現在とは機関車と客車の塗色が違っています。

施設名Taman Bunga Merdeka
住所Jln Merdeka, Banda Hilir, 75000 Melaka

A Famosa(ファモサ要塞跡)

12:22 PM
A famosa(ファモサ要塞跡)にきました。1511年にポルトガル軍がマラッカ王国を占領後、外敵からの防衛と香辛料貿易の拠点確保を目的に建設した、東南アジア最古級のヨーロッパ建築遺構です。当初は丘を取り囲む巨大な城塞でしたが、オランダ、イギリスへと支配が移る歴史の中で大半が破壊されました。19世紀初頭のイギリス支配時に全面解体が命じられたものの、ラッフルズ卿の進言により「サンチャゴ門(Porta de Santiago)」と呼ばれる城門の一部のみが取り壊しを免れ、現存しています。ポルトガル、オランダ、イギリスと宗主国が入れ替わったマラッカの激動の植民地史を今に伝える、世界遺産の象徴的な史跡です。

施設名A Famosa(ファモサ要塞跡)
住所Jln Parameswara, Banda Hilir, 78000 Alor Gajah, Melaka

St. Paul’s Church(セントポール教会)

12:30 PM
小高い丘を登って、St. Paul’s Church(セントポール教会)にきました。
1521年にポルトガル人の貴族ドゥアルテ・コエーリョによって丘の上に建てられた、東南アジア最古級のキリスト教礼拝堂の遺構です。

ここは日本へキリスト教を伝えたフランシスコ・ザビエルゆかりの地として知られ、中国で客死した彼の遺体がインド・ゴアに移送されるまでの約9か月間、一時的に安置されていました。現在も教会前に右手を失ったザビエル像が立ち、内部には遺骨の仮埋葬地跡が残されています。オランダ統治時代にはプロテスタント教会へ改組され「セントポール教会」と改名、イギリス統治時代には火薬庫として転用されました。屋根は失われていますが、赤褐色のラテライト(紅土)の壁やオランダ貴族の墓石が立ち並び、丘の上からはマラッカ海峡を一望できます。

St. Paul’s Churchからはマラッカ海峡を一望でき、歴史の風を感じることができます。

世界遺産マークを見つけたら必ず記録として写真に収めます。

施設名St. Paul’s Church(セントポール教会)
住所1935, Jln Kota, Banda Hilir, 75000 Melaka

Windmill Dutch Square Melaka(オランダ広場)

12:50 PM
小高い丘を下りて、オランダ広場につきます。写真は1753年にオランダ統治時代に建設されたマラッカ・キリスト教会です。フォトスポットとして最も人気です。

赤レンガ色の建物は、(The Stadthuys / 旧オランダ市庁舎)です。手前には Queen Victoria’s Fountain(ビクトリア女王の噴水) が写っています。1650年頃、オランダ東インド会社(VOC)統治下において、オランダ人総督の公邸兼市庁舎として建設されました。オランダ語で「市庁舎(Stadhuis)」を意味し、東南アジアに現存する最古のオランダ建築遺構とされています。

頑丈な石壁と白いルーバー窓が特徴で、オランダ広場一帯を象徴する赤(サーモンピンク)の外観をしています。現在は内部が改装され、「歴史・民族学博物館(History and Ethnography Museum)」などとして一般公開されており、マラッカ王国時代からポルトガル・オランダ・イギリス植民地時代に至る歴史資料や生活様式が展示されています。

オランダらしく風車があります。

横にはマラッカ川が流れています。両岸はおしゃれな飲食店が並んでおり、リバークルーズも運行されています。

名称Windmill Dutch Square Melaka(オランダ広場)
住所1935, Jln Kota, Banda Hilir, 75000 Melaka

林記(食堂)

13:10 PM
昼食を「林記」で摂りました。食事はこちらの記事でご紹介いたします。

Jonker Street

13:26 PM
マラッカ旧市街のJalan Hang Jebatに来ました。Jonker Streetと呼ばれています。週末の夜にはナイトマーケットが開催され、食べ歩きや雑貨探しで大賑わいです。古いショップハウスを改装したカフェも点在しています。マラッカ川の西側に位置するチャイナタウンの中心街で、正式名称は「Jalan Hang Jebat(ハン・ジェバット通り)」です。

かつてオランダ統治時代にはオランダ人の使用人や商人、ババ・ニョニャ(プラナカン)と呼ばれる中華系移民の子孫が多く暮らしていたエリアで、現在も当時の伝統的なショップハウス(町家)建築が立ち並んでいます。

名称Jonker Street(Jalan Hang Jebat)
住所23, Lorong Hang Jebat, 75200 Melaka

Kuih Nyonya(娘惹糕)

13:30 PM
カレーパンを見つけ買い食いしてみました。日本の揚げたスタイルではなく普通のパンに具が入っているもので、良く言えばあっさり、悪く言えば油不足でもあります。

名称娘惹糕(Kuih Nyonya)
住所27B, Jalan Hang Jebat, 75200 Melaka
電話+60166485795

Cheng Hoon Teng(青雲亭仏教寺院)

13:49 PM
青雲亭仏教寺院に着きました。1646年に建てられたマレーシア最古の中国寺院です。当寺院はオランダ時代の建物と言うことになりますが、マラッカは1500年代から1700年代にかけて多国籍な建築が現在の世界遺産の街並みを形成したのだと感じます。

名称Cheng Hoon Teng(青雲亭仏教寺院)
住所25, Jalan Tokong, Kampung Dua, 75200 Melaka
ホームページhttp://www.chenghoonteng.org.my/
電話+6062829343
営業時間毎日 7時00分~18時30分

ホテル戻り

14:30 PMに預けていた荷物を取りにホテルに戻ってきました。

おわりに

多文化の結晶「プラナカン文化」
マラッカを語る上で欠かせないのがプラナカン(Peranakan)です。 15世紀頃に移住してきた中国系移民と現地の女性が結婚し、互いの文化を融合させて生まれた独自の文化です。

ババ・ニョニャ: 男性はババ、女性はニョニャと呼ばれます。

ニョニャ料理: 中華料理の食材とマレーのスパイスが融合した、絶品料理(ラクサやチキンライスボールが有名)。

建築と工芸: カラフルなタイルや、繊細なビーズ刺繍、刺繍を施した民族衣装「クバヤ」など、その美学は今も街を彩っています。

車を止めてあったMoty Hotelからクアラルンプールのレンタカー会社まで車で戻ります。フライトは21:40発なので遅くとも空港に18:30に着く予定で出発します。140 km走行、途中サービスエリアで休憩したり、ガソリン給油をしながら余裕で18:00に無事到着、レンタカーを返却しました。
私の主観でのリピート評価4段階は以下の通りです。
この旅行の記事一覧はこちらからご覧いただけます。マレーシア Melaka(2023年11月11日~11月12日)

★★★素晴らしい、リピート確定
こちら→★★☆また来たい
★☆☆普通
☆☆☆微妙

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